規模が大きい施設はスキルアップしたい人におすすめ

大規模施設とは

介護施設における大規模施設とは100名以上の入所者がいる高齢施設のことですが、要介護度が高い人から医療的なケアが必要で自宅で生活することが難しい人までいろいろな状態の人が入所しているため、さまざまな介護症例に対応することができます。

大規模施設で働くメリット

たくさんの人が入所している大規模施設には要介護度が高い人から精神的な症状を抱えていて介助が必要な人までさまざまな人が入所しています。そのため、介護職員として対応しているうちに介護の知識を増やしたり高度な介護技術を得たりできる、というメリットがあります。介護が必要な人と接する機会が多い、ということは多くの症例を目にする機会も多くなり仕事をしながら経験を積むことができるため、将来的にキャリアアップを望んでいる人にとっては有益な環境です。
大規模施設は特別養護老人ホームや訪問介護、デイサービスなどの介護事業を幅広く行っている法人が運営していて比較的経営が安定しているため長く働くことができますし、日勤のみならデイサービス、勤務時間の融通がききやすい訪問介護、とライフスタイルに合わせて職場を変更したり働き方を変えたりすることができます。また、職員のモチベーションをアップするためにキャリアアップ制度や資格取得支援制度が導入されている、福利厚生が充実している、など働く環境が整っている施設も多いです。

知識と技術を身につけるには最適

忙しいと感じることが多い大規模施設ですが、対応する人数が多くて忙しいからこそ仕事を通じて多くの知識や技術を得ることができる、と前向きに捉えている人も少なくありません。また、たくさんの高齢者と接する機会が多くハードな仕事ですが「介護を通じて笑顔になってくれる様子を見ているとこちらも嬉しくなる」「やりがいを感じられる」と楽しんで仕事をしている人もいます。また、利用している高齢者自身も、「いろいろな人と出会うことができる」「人がたくさんいるためいつもにぎやかで楽しい」と人数が多いからこそのメリットを感じている人も多くいます。
大規模施設は働く人と利用している高齢者双方から求められている需要の高い施設です。高齢者の増加に介護施設が追いついていないと高齢者施設不足が叫ばれている今、大規模施設のニーズはますます高まっていくことが予想されるため、働く職員にとっては需要が高く将来性があります。