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施設介護の規模を知って転職へ

規模が小さい施設介護では利用者とじっくり向き合うことができる

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利用者とじっくり向き合うなら小規模施設

特別養護老人ホームなどの小規模施設は利用している高齢者の人数が少ないということもあり、「一人一人と向き合うことができる施設」「自分のペースで仕事ができる施設」として注目を浴びています。小規模施設ならではのメリットについて詳しく見ていきましょう。

小規模施設とは

利用者とじっくり向き合うなら小規模施設

小規模施設と呼ばれるのは10名程度のデイサービスや29名以下の地域密着型特別養護老人ホームのことを指しますが、リハビリをメインに行う施設、アットホームな雰囲気の施設、要介護度の高い人にきめ細かいサービスを提供する施設、など施設ごとにさまざまな特色があります。ここでは特別養護老人ホームをピックアップして詳しく見ていきましょう。

小規模施設で働くメリット

小規模施設で働くメリットはなんといっても「一人一人とじっくりと向き合うことができる」ということです。介護職員1人あたりが対応する人数が少ないため、高齢者の表情やしぐさ、身体の動きなど小さな変化にも気づきやすいですし、「これをお願いしたい」といった希望にも即座に対応できます。
また、高齢者と向き合う時間が多いため身体的な不安だけでなく精神的な不安や家族との関係など、高齢者が抱えている本音が聞きやすくなり、精神的なケアもしっかりと行うことができます。
小規模施設のメリットは入所している高齢者ばかりではなく、そこで働いている介護職員にもあります。入所している高齢者の人数が29名以下とそれほど多いわけではないため、職員1人あたりが対応する人数もあまり多くありません。ゆったりとした環境で働くことができるため、「身体的にも精神的にも負担が少ない」というメリットがあります。そのため、自分のペースで働きたい人や高齢者一人一人にしっかりとした介護サービスを提供したい人にとって小規模施設はとても魅力的です。

さまざまなニーズに対応できる

介護施設といえば、多くの高齢者が入所している大規模施設を思い浮かべる人も多いかと思います。しかし、高齢者の中には「大人数のところはちょっと…」と少人数でアットホームな雰囲気を好む人もいますし、認知症などじっくりと向き合って介護サービスを提供しなければならない人もいるため、小規模施設の需要は意外と高くさまざまなニーズに対応できる施設として社会にとって欠かせない存在です。
小規模施設で働く場合は自分の性格や仕事観を考慮して、「さまざまなニーズに対応することができるのか」「自分にとって小規模施設は働きやすいのか」もきちんと考えておかなければ、身体介護がメインで排せつ介助などハードな仕事内容についていくことは難しいかもしれません。